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人工炭酸泉浴

 炭酸泉は炭酸ガスが溶け込んだお湯です。

 炭酸泉浴は天然の炭酸泉が豊富なヨーロッパ(特にドイツ)で19世紀半ばより病気治療(高血圧、心臓病、火傷等)に用いられてきました。入浴剤(花王のバブ)の濃度の高いものだとイメージしてみてください。

 温泉国とも言われる日本で意外と炭酸泉について知られていないのは訳があります。日本では地質の関係で炭酸温泉の数が非常に少ないのです。また、炭酸ガスは高い温度のお湯には溶けにくいため(適温が37〜38℃)、熱いお湯が大好きな日本人には流行らなかったのでしょう。

 近年、機械によって人工的に高濃度の炭酸泉を作ることが可能となりました。日本でも人工炭酸泉が普及し、様々な効果に注目が集まっています。当院でも写真のような人工炭酸泉製造装置を使用して各治療に利用しています。


  

人工炭酸泉浴の効果

@ 炭酸ガスが皮下組織に浸入し、末梢血管を拡張します
 ⇒心臓の負担を軽減するため、血圧を降下させたり、心拍数を減少させます

A 血管が拡張した結果、皮下血流量が増加します
 ⇒血行不良の改善、冷え性の緩和、保温効果

B 血流量の増加により、筋肉に蓄積した疲労物質(乳酸)を排出します
 ⇒肩こり・腰痛・筋肉痛・疲労の回復

C 血行促進により皮膚創傷が改善します
 ⇒火傷、褥創、傷の回復

D 血圧効果、心拍安定のための心理的効果
 ⇒ストレス減少、自律神経系の安定


こんな症状がある方はご相談を

・下肢の冷え
・自律神経失調症(肩こり・冷え性)
・動脈硬化症による下肢血流障害(足先の冷感)
・閉塞性動脈硬化症(足先のしびれ・痛み)
・糖尿病における下肢末梢循環障害(足先の冷感、知覚鈍麻など)

*当院では糖尿病の患者様が多いことから、糖尿病のフットケアの一環としても利用しています。
糖尿病の方にとって、足部の循環不全は大きな危険性があります。炭酸泉によって足部の血流を
促し、定期的に足部のチェックをすることによって足部損傷の予防を行なっています。


当クリニックでのリハビリ内容

問診、動脈硬化の検査、足部の状態の評価を行います

10分間の足浴を週に1〜2回程度継続します

再評価を行い、効果を分析します